
この記事は
編成上手くなりたいけど、なにをどうしたらいいのか全くわからない
沼ったけど編成を直すときの方向性がわからない
自分で編成を直すといつもおかしくなる
みたいな人向けの記事です
思考停止して艦これをやりたい人が読むと面倒なハナシすぎて頭が爆発する恐れがあるので注意してください
対象難易度は乙甲の前段最終~後段最終までの海域です
乙前半や丙以下の難易度はここまで考えなくてもなんとなくでクリア出来るようになっています
編成が大事なゲームなのに、その根幹を説明している記事等が見当たらないので、今回順序立てて書いていきましょう
ゲージ破壊について
1つの艦で夜戦火力と補助の両立はできない
例えばこんな装備

これは2魚1ソ構成が完全に使い物にならないと言っているわけではなく、火力を追求してるのに非火力装備を混ぜて期待するのはそもそも前提が間違えているよね?ということである
1つの艦で補助は複数個兼任できる
↓補助兼任パターンの一例

夜戦火力とは違って、補助行動は兼任できるのだ
対潜+夜戦装備が主になるか
特に夜偵を飛ばしながら対潜まで行える高練度の4スロ軽巡はイベントによっては水戦軽巡なみに引く手数多だ
↓火力と補助でしっかり役割分担をした構築はこんな感じになる

夜戦最大戦力が壊れた場合でも勝てるように組むこと
1.25倍ぐらいの特効を持つ艦を6番にして最大火力でCIを打たせるのはいいと思います
問題は火力がコイツが壊れた時にどうするのか?ということです
この最大火力を持つ特効艦が道中で中破したときでも勝ち筋が見えるように組みましょう
組むときの目安は強特効CI艦1人に対して非特効or弱特効が2人です
①弱特効 ×1.10
②非特効 ×1.00
③非特効 ×1.00
④弱特効 ×1.10
⑤補助
⑥強特効 ×1.25
みたいな組み合わせがいいですね
⑥が壊されても①②③④いずれかの二人の攻撃を重ねてボスを倒す想定になります
こういう損害を想定した場合にどういうメリットがあるのかというと、強特効艦が生き残った場合、夜戦で高いアドバンテージを持てるようになります、壊れてもこっちは想定済みなのである程度焦らず見ていられるのも強みですね、道中の1マス目で6番がやられてもそこまで落胆せずに済みます
全部生き残ればこれだと3番あたりのCIで倒せるでしょう、それでいいのです、わざわざ強特効に回す必要もありません、夜戦打線の途中で沈められるぐらいの火力をつれていきましょう
艦隊の主力を正しく認識する
主力とは火力を投射する艦のことです
空母機動部隊は空母が主力になるし
水上打撃連合は戦艦が主力になります
例えば制空600前後を目安にしたこんな構成の機動部隊を組んだとして、効率よく敵を倒せるでしょうか?

ダメージを与えないと行けない艦に装備を寄せて艦隊の火力を上げる必要があります
↓改善例

ゲージ破壊において、第一艦隊と第二艦隊の組み方は同じということがわかります
攻略においては敵旗艦を落とすのが最優先事項です、ここの認識が甘いと、参考にした編成から火力を削ぎ落として道中処理能力を増やしたりして、火力が下がって編成として破綻するということが置きます、攻略時は火力が最重要ということを覚えておきましょう
ゲージ削りについて
先述したゲージ破壊時には火力が何より大事と言いましたが
ゲージ削りにおいてはボス到達率が何より大事です、つけば多少は削れるのですから…
ゲージ破壊は火力、ゲージ削りは到達率と考え方が真逆になっていますね
このとき勘違いしてはいけないのは「求められる火力が低くても許される」というわけではなく「目的のボス到達率を確保したら後は全部火力へ」です
ボス到達率も高くてボスも倒せる、そんな編成がいいですよね
ゲージ破壊のときには到達率をある程度犠牲にして火力偏向にしますが、削りの時はバランスのいい火力と到達率の調整こそが削り編成の醍醐味であり、構築として奥が深い要素でもあります
2魚1ソ構成が生きる
先程ゲージ破壊の時に否定した2魚1ソ構成ですが、こと削りにおいては有用な技能になります、前哨はボスの装甲が若干低く随伴も弱いためです
ボスのみや2択夜戦などでボスを滅多打ちに出来る(ボスへの攻撃チャンスが多い)なら、2魚編成で削りを狙っても何ら不都合は起こりません
といってもやはり大ダメージを出す艦は欲しいのでこんな感じの編成になるでしょうか

やってる事は同じでも中身がぜんぜん違う構成に注意すること
装備を見比べてみましょう(画像はクリックで原寸表示)
左側の装備と右側の装備を見てみてください
駆逐艦はカットインしてるじゃん?
空母は制空も取ってるしFBA出してるよ?
戦艦も弾着出してる!
確かに起こしている事象は同じだけど…全然違いますよね、これがゲージ破壊時に注意するべきことです、これは劣化コピーと呼ばれるヤツです
右のような装備にできない…装備を持っていないからクリアできないの?というような事はありません、持っている装備で最良を目指せばいいのです、適当に乗せるんじゃなくて、火力が一番高くなる装備はどれなのか、この装備になっていることで最良構成とどの程度差があるのかわかっている事が大事です
これはその都度調べましょう、継続してできれば自然と身についていきます
調べて「ない」って解ることが大事です、次回までにこの「ない」装備を集めるように努力目標ができます、闇雲にレベルを上げるより艦隊の総合力は上がると思います
艦これは知っての通りランダム性の高いゲームです、なので他の編成より質の劣る装備であっても勝てます、でも適当に乗せればいいってわけではなく、少しでも自分の装備で現状の最良を目指して、勝ちに結びつけるようにするのが最も重要です
編成に使う基礎が突然変わる
基礎って聞いていまいちピンと来ないと思います
みなさんは弾着観測射撃の基本的な構成をご存知ですよね

主砲2水偵徹甲弾です、まあこれは常識なのでみんな知っていると思います
じゃあ次に特殊砲撃の基礎は?
弾着で歯が立たないから特殊砲撃で蹴散らすコンセプトの編成なのに、長門や陸奥が水偵を持っていたらおかしくないですか?悪手になる場合が多いです
よく考えてみてください、弾着を3発集めないと倒せない敵を1撃で屠る可能性のある特殊砲撃が3発先制で出ます、そして当たる敵は6隻です、特殊砲撃が最大倍率でいい当たり方をしたら3人消し飛びますね、もう弾着の成果を超えます、こういう場合には弾着は必要ないのです
この様に「特殊砲撃の基礎」が出来ていないプレイヤーは水偵を載せて特殊砲撃を弱体化させ、戦況をいたずらに悪化させます
普段の編成は「弾着の基礎」を使って組みますが
特殊砲撃編成は「特殊砲撃の基礎」を使って編成を組みます
問題なのはここからです
制空を取ってFBAや弾着で倒す編成ならみんな組めます、特殊砲撃もいい加減慣れてきたので大丈夫でしょう、非常に珍しいケースの基礎を求められる場合があります
一番ありそうな例としては「ボス制空が取れない」ケースですね
制空が取れないと途端に出来ることが減ります、FBAができない、弾着が撃てない、なんなら弾着を打たれる、とか結構ありますね
以前このブログでも制空を取らない場合の記事を上げましたが、自分の知見がない未知の基礎で作られている編成を目にしたときの場合です、制空を取って弾着を出すことは当たり前なので、この基礎から外れている編成をなまくらだと思い込みます
かなり提督の意識に改革が求められたのは警戒陣で甲最終戦を戦い抜く記事を出したときでしょうか
「なんだこの編成、こんなので勝てるわけがない」となってしまうでしょう、こういう認識をやめましょう、どうみてもボンクラに見える編成が主流の攻略テンプレ編成として上がっている場合、それは読み手のしらない未知の基礎で築かれた編成である場合が多いです
否定せず受け入れて、まずは試しましょう、そして感触を他のプレイヤーと共有できればなおいいですね、自分の知見として吸収できます、次に制空を取らない編成を求められても「あのときの編成かぁ!」ってなれるような吸収力が大事です
許容できるボス到達率は人それぞれ
ゲージ破壊時には到達率40%あれば我慢できる人もいれば、70%はないと我慢できない人もいます
逆にゲージ削りの段階でも到達率50%で我慢出来る人もいます
ここらへんは提督毎に撤退耐性が異なるのでなんともいえませんが、甲をやるなら到達率50%ぐらいを苦もなく耐えれるようになると、構築の方針として火力確保が容易になります
難しい海域はトッププレイヤーも数多く撤退している(撤退が当たり前なので嘆かないだけ)ので自分だけ撤退しているとネガティブな思考はやめましょう
支援艦隊の必要性
支援艦隊を使うとボス撃破率・ボス到達率が上がります
出したほうがいいのは間違いないのですが、編成構築だけで到達率とボスでの火力が組んだ人の想定まで達しているのなら支援は必ずしも必要ではありません
支援艦隊は送った方がいいですか?という質問は多々ありますが、ここを目安にしましょう
自分でやってみてこれ以上火力が下げれないのに到達率やボス撃破率に満足ができない場合は対潜支援なり砲撃支援の検討をしたほうがいいです
まず出撃して到達率やボスでの夜戦火力を見ることが大事
通常・遊撃艦隊について
連合ではない艦隊の組み方は、実はほとんど間違えようがないです
通常艦隊は6隻、遊撃は7隻ですね
ここから制空と昼の打撃力で3~4隻、補助1隻、夜戦火力2~3隻って軽く考えると…もう間違えようがない感じしませんか?
夜戦火力1枚だとコイツが壊れたらどうするの?ってなると思うから2枚入れるだろうし、制空を取るのに空母はある程度艦戦を抱えなければいけない、加えて制空を取ったときのメリットも必要なので弾着艦は自然に入ってきます
こちらの選択肢が少ないので、役割分担も間違えにくく気付きやすいので連合に比べて編成の組む難易度はかなり簡単です
まとめ
重要なのは目的を見失わないこと
ゲージ破壊なら最重要は火力(残りは到達率へ)
ゲージ削りなら最重要は到達率(残りは火力へ)
これを主軸に組みましょう
ゲージ破壊なのに組み直す目的が「火力を低下させて到達率の上昇」になると、本来の目的と逆になります、沼る原因はコレです
「火力を下げずに到達率を上げる」構築が一番正しいですが、難しいです、この記事はいずれ別で…
もう一度言いますが、目的に対する意識をはっきりして、目的と手段が入れ替わらないように注意してください、特にこれは撤退が嵩んでメンタルがやられると、この方向にながれがちになります、自分の意識でグっとこらえて火力を維持しましょう
書き主の主観というか基準で「これは許される」という前提の文が増えましたね
どうしてそういう考えになったんだろう?や本当にその考えは正しかったの?の部分を都合よく省いてる内容が多々見られます
nanano88
が
しました